平成中村座 姫路公演 [歌舞伎]
天守に登るのはすごく大変そうだったので断念して、立町長壁神社へお参りしつつ平成中村座を目指しました。第二部を観劇。姫路城で冨姫様観たかった
お土産を売っている三十軒長屋をみてまわりながら、気持ちは高まります。姫路レザーのapple watchiバンドを買ってしまいました。芝居小屋ってそこに至るまでのワクワクが堪りませんしかも姫路城♪本当に平成中村座ってすごい小屋です!
席について、またドキドキ花道横、三列目いつも一方的にお世話になっている方のおかげの神席どんどんドキドキしてきます。
「棒しばり」言わずと知れた太郎冠者、次郎冠者の踊りで大笑い勘九郎さんと橋之助さんのおふたりの息のあった呑みっぷりは楽しい♪
「天守物語」七之助さんの美しさ、妖艶さ、可憐さに惹きつけられます。若くも見え、時として老女にも見え、妖怪にも見え、でも美しくて。記者会見の七之助さんの誕生日に絡めた質問で、「冨姫に年齢聞いちゃダメです」と七之助さんが場を和ませていらっしゃってましたが、仰るままの年齢不詳感が凄みを感じます。図書之介@虎之介さんの初々しい感じと相まって、更に冨姫様の美しさが際立ちます。こちらでも橋之助さんの奮闘が素敵です。以前、扇雀さんのことあまり好きではなかったのですが、ここ最近、平成中村座でお見かけすることが多く、ご出演があると嬉しい
最後の場面、涙が止まりませんでした。駅からずっと姫路城を観ながら歩いて行くからこそ、天守物語の天守下の様子の語りを身近に感じました。姫路城で冨姫様@七之助さん観ることができて幸せでした。カーテンコール3回、最後はスタンディングオベーションでした〓
通し狂言 東海道四谷怪談 [歌舞伎]
9月15日(日)初めての総見に入れていただいてみてきました。
民谷伊右衛門 片岡 愛之助
お岩/佐藤与茂七/小仏小平 中村 七之助
直助権兵衛 市川中車
お岩妹お袖 中村 壱太郎
乳母おまき 中村 歌女之丞
舞台番/伊藤喜兵衛 片岡 亀蔵
後家お弓 市村 萬次郎
按摩宅悦 片岡 千次郎
何と言いましても、七之助の三役♪
お岩さんでは、それはそれはすごみがあり、悲しくもあり、慟哭が劇場中に届いていました。立ち役もされたのですが、いいですよね~。去年の切られ与三の時も思いましたが、声やしぐさが勘三郎さんに見える瞬間が多々ありました。
愛之助の舞台は初めて見ましたが、民谷伊右衛門の憎らしい、いやらしい役がぴったり!(褒めてます。)
按摩役というと、結構いやらしい感じが多いように思いますが、今回の千次郎の役は、素敵。
黒塚 [歌舞伎]
鬼平犯科帳 [歌舞伎]
長谷川平蔵役は、中村吉衛門のお父さん、初代松本白鸚(八代目松本幸四郎)が演じているものでした。
声の感じと笑い声が、中村吉衛門とそっくり♪
当時20代の吉右衛門が、長谷川家の長男・辰蔵役で登場しているらしい。。このほか落語界の大御所・古今亭志ん朝が演じるお人好しの同心・木村忠吾。びっくりする布陣。
二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露 三月大歌舞伎 [歌舞伎]
御園座での猿之助襲名披露チケットを取りました。
迷わず昼の部です。
「黒塚」とても好きな演目です。三代目での舞台も観ています。亡き父と一緒に観ました。印象的な舞台でした。
新・猿之助誕生 [歌舞伎]
芸術祭十月大歌舞伎 一幕見 [歌舞伎]
10月3日、リクオwith梅津和時@高岡に行こうかと思いましたが、長距離移動はまだ無理かなと思い、東京に残ることに。でしたら、歌舞伎座でしょ♪オークションで3階席をとろうかとも思ったのですが、演目を見ていたら、お昼の部は今一歩…(;^_^A アセアセ・・・では、幕見で「蜘蛛の拍子舞(くものひょうしまい)」に行くことにしました♪
蜘蛛の拍子舞(くものひょうしまい)
花山院空御所の場
白拍子妻菊
実は葛城山女郎蜘蛛の精 玉三郎
碓井貞光 松 緑
渡辺綱 萬太郎
ト部季武 尾上右 近 七代目清元延寿太夫の次男でいらっしゃるのですね。そういう生き方もおありなのね。
源頼光 菊之助
坂田金時 三津五郎
物怪が出るという花山院の空御所に、検分のため逗留している源頼光(菊之助)は、俄に病にかかり、その憂さ晴らしに碓井貞光(松緑)らと酒を酌み交わしています。現れた蜘蛛を貞光が鞘で突くと、怪気が漂い頼光達は気を失います。目を覚ました頼光達の前に白拍子妻菊(玉三郎)が現れます。病の慰みに頼光達は妻菊と拍子舞を舞いますが、灯火に蜘蛛の影が映るので、妻菊に討ちかかります。妻菊は千筋の糸を繰り出し、姿を消します。
実は妻菊は城山の女郎蜘蛛の精。本性を顕した女郎蜘蛛の精が頼光の家来、渡辺綱(萬太郎)、卜部季武(尾上右近)に襲いかかります。そして頼光と貞光に追い詰められた女郎蜘蛛の精は、頼光主従や、駆け付けた、怪力で知られる坂田金時(三津五郎)らと共に立廻るのでした。
これ、見てよかったあ♪菊之助、松緑は、若干学芸会(失礼…)っぽい感じでしたが。玉三郎が怨念オーラ全開。綺麗なだけの役だけするのではないなあと、ちょっと寂しいような、嬉しいような…。
白拍子妻菊が出てきた最初の第一声に、ちょっとぞっとしました。歌右衛門の声にそっくり。踊りも、男の様。(男性でいらっしゃるのですが…)今までの玉三郎と違った面を観るのはこれまた楽し♪蜘蛛の糸を扱う所作も素敵♪
いつの日にか、玉三郎で、「伽羅先代萩」の政岡を観たいものです♪
平成中村座「法界坊」松席♪♪♪ [歌舞伎]
ご縁があり、松席チケットをお譲りいただいた!
今度は、正面!座布団席♪
このような距離感♪目の悪い私でも、しっかり役者さんの顔も見えます!
三日前に観に行ったときには、ドキドキして緊張していたんですが、今回は、ちょっと余裕を持って観れました♪
面白い。せりふ回しもアドリブのところは前回とも違うし…。途中で中座したお客さんをつかまえて、勘三郎丈が「ちゃんと聴かなきゃいけないよ!」と劇中に入れ込む。笑いすぎて橋之助さんの次の台詞が飛びそう('〇';)橋之助さん、結構笑いを堪えていたのが印象的。
橋之助さん、やっぱいいわ♪
そして、借景!よかったあ♪♪♪
しっかりと蜘蛛の糸と桜の花びらに埋もれてきました♪
だめだ、歌舞伎通いも再燃しそうだ。
次は、御園座 顔見世でしょうか♪