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きっかけは又吉…。 [本]

 きっかけは、朝日新聞の思い出す本 忘れない本 「ピース・又吉直樹さん(お笑い芸人)と読む『何もかも憂鬱な夜に』」でした。

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

  • 作者: 中村 文則
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫


 ここ最近、サスペンスものしか読む気にならず、ガツンとくる本を読む気にもならず…。でも、なぜかこの本に惹かれて文庫を大人買い。
 久しぶりに、心揺さぶられ泣きました。ボロボロ涙が出てきました。

銃 (河出文庫)

銃 (河出文庫)

  • 作者: 中村 文則
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2012/07/05
  • メディア: 文庫



土の中の子供 (新潮文庫)

土の中の子供 (新潮文庫)

  • 作者: 中村 文則
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 文庫



遮光 (新潮文庫)

遮光 (新潮文庫)

  • 作者: 中村 文則
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 文庫



最後の命 (講談社文庫)

最後の命 (講談社文庫)

  • 作者: 中村 文則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/15
  • メディア: 文庫



 共通的には、親に育てられていない私の話。でも、小説の中の感覚は、私の中の闇にとても似通ったものだった。ここ数年、怪我や病気をした。昨年は四カ月もの間、寝返りも打てないような状態で、寝たきりだった。母には食事や身の回りのことに世話をかけて、感謝をしている。でも、その世話のされ方が、普通ではないとやっと気がついた。すべて、彼女のペース。すべて彼女の満足が中心となっている。うすうす感じてはいたけれど、これほどはっきりと感じたことは今までになかった。
 そんな時に、中村文則である…。
 親がいないことのほうが辛いだろう。でも、親がいても辛いってこともある。私にとっては、父が闇の中の一筋の光だったんだなあと今更ながらに感じる。ありがとう。
 自分は、自分で有ること。それが一番なんだと想う。言葉にしてしまえば当たり前のことだけれど…。
 やっと、何かから解放された。

Du soleil plein les yeux

中途半端な動画ですが…、この曲がすっと心に染みいってきた。
当然、購入しました♡
 
1969

1969

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI JAPAN/プライム (APR)
  • 発売日: 2011/11/21
  • メディア: CD


candles-in-church.jpg

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